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開放特許(シーズ)詳細

No. 1:市松模様の織物の製造方法

滋賀県 [しがけん]

概要
糸の収縮率の差を利用した意匠性の高い立体的な市松模様の織物の製造方法です。
本技術は滋賀県東北部工業技術センターが開発したものです。

特徴
風通織と呼ばれる表と裏の糸が入れ替わる織物があります。この技術は、加熱や精練といった加工による収縮差が1〜30%ある複数の糸を用いて風通織の市松模様の織物を織り、製織後に加熱等によって図1のような凹凸を生地表面に作ることができます。この生地は、表裏がなく、図2に示すように生地の両面に凹凸ができるのが特徴です。

活用例
綜絖枚数8枚(耳用の綜絖を除く)以上のドビー織機で織ることができます。図1はシルク生地ですが、そのほかの繊維でも応用が可能です。

提供条件等
ご相談に応じて、実施権を許諾します。また、ノウハウ開示や技術支援なども、対応します。
特許情報
権利者 : 滋賀県
登録番号: 特許第7573191号
登録日 : 令和6年10月17日
出願日 : 令和2年3月30日
名 称 : 市松模様の織物の製造方法


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