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開放特許(シーズ)詳細

No.12:射出成形による樹脂成形品にピン跡を残さない金型

近畿精工株式会社、公立大学法人滋賀県立大学、滋賀県 [きんきせいこう、しがけんりつだいがく、しがけん]

概要
 射出成形による成形品の取り出し時、一般的な押しピン(エジェクターピン)ではなく、成形品の側面を保持するフックを金型機構に取り付けることにより、成形品にピン跡を残さない技術です。

特徴
 射出成形品を金型から取り出す場合、通常は押しピンにより成形品を押し出すことにより金型から外します。しかし、ピン跡が成形面に残ることから、平滑な成形面を製品に求める場合には研磨等による後処理が必要となります。本技術は金型から外す際に押しピンではなく、成形品側面のフックにより金型への保持と金型からの着脱を実現するものです。

活用例
 成形品の表面に押しピンの跡がつかないため、意匠性の高い成形品などで成形品表面の平滑性が求められる場合などに利用いただける技術です。

提供条件等
 共同権利者の同意のもと、実施権を許諾します。
特許情報
権利者 : 近畿精工株式会社、公立大学法人滋賀県立大学、滋賀県
登録番号: 特許第6300265号
登録日 : 平成30年3月9日
出願日 : 平成26年2月14日
名 称 : 樹脂成形品の製造方法及び射出成形用金型


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