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龍谷大学

No.5 骨折リスク評価のためのコンピュータの作動方法

骨折リスク評価のためのコンピュータの作動方法

内 容

 骨粗鬆症の骨折リスク評価は、現状、骨密度測定に頼っている。しかし、骨が力を受けて破壊する骨折は力学的現象であり、骨折リスクを骨密度のみで評価するのは難しい。  そこで、骨のX線CT画像を基に、患者別の骨の形状と材料特性を反映するイメージベース有限要素解析手法(FEA)により、応力・ひずみ解析を可能にした。これに加えて、3次元骨梁デジタルイメージモデルを構築し、例えば体軸(重力)方向のストレス負荷をかけたときの骨梁の再構築(リモデリング)シミュレーションを展開し、ストレス負荷に直交する方向に負荷をかけたときの骨折リスクを評価する手法を確立した。


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